キス料理の王道キス天


キス料理様々ある中で最もポピュラーかつ美味しいのがキス天。背開き、あるいは

腹開きにしたキスがあれば簡単にできてしまいますので、ぜひみなさんのご家庭でも

「高級天ぷら料亭の味」を味わってみていただきたいのでありますが、ここでは

まず通常のキス天を紹介いたします。


通常のキス天


準備するもの

開いたキス、天ぷら粉、そうめんつゆ


天ぷら粉について

天ぷら粉はたくさん市販されてますが、当たり外れがあります。なるべく値段の高い

モノの方がカラッと美味しく揚がります。銘柄は忘れましたが、中には普通の小麦粉

と変わらないような粗悪品もあり、こんな天ぷら粉でやると、ブヨブヨした食感の

まずいキス天になってしまいますのでご注意を。


作り方

開いたキスに軽く塩を振り(かけすぎると食えません)、水で溶いた天ぷら粉につけ

て、余分な衣をよ〜く落として揚げるだけ。ただし、いくつかの注意点があります。

1.衣の濃度は若干薄めがよろしいようです。薄すぎてもダメなので上手く

調節してください。濃すぎた場合当然水で薄めるのですが、水道水を

チョロチョロ流しながら薄めないと、薄めすぎになってしまいます。

目安は、「チョロチョロ流水に.0.5秒ずつ薄める」です。ほんの

一瞬ですよ!

2.揚げる温度ですが、正直計測してません(笑)。しかし、経験から、

「一番小さい火でジックリ2〜3分揚げる」、「気がついたらこまめに

ひっくり返す」ですかね、コツは。強火にすると衣が焦げてしまう

ので、やはり火の強さには十分ご注意を。


てんつゆ

自分で作るのはめんどうですから、市販の「そうめんつゆ」で代用してくだ

さい。



さて、以上で通常のキス天については終わりです。ぜひ上手に揚げて美味しいキス天

味わってみて下さい。我が家ではもう10年以上ほぼ月に1回ペースでキス天が食卓

に上りますが、「もう飽きた〜」というセリフは一度も聞いたことがございません。

揚げ物であるにもかかわらず、ぜんぜんしつこくなく、夏にはキンキンに冷えたビー

ルと、冬には焼酎のロックとともにつまむキス天は最高でございますよっ♪


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では、今我が家で大ブーム、「キスの香り揚げ」を紹介いたします。