ラヴ・オヴ・マイ・ライフ (クイーン)

Love Of My Life (Queen)


ブリティッシュ・ハード・ロックというカテゴリーに分類していいのだろうか?

ロックの分類にはずぶの素人ですし、個人的にはこのグループ、一つの

カテゴリーに納めてしまうにはあまりにユニークであり、しかもその存在感は大きい、

したがいまして、そのような作業は全く無意味。とにかく曲に耳を傾けよう!

Queen!このネーミングが図ってか図らずか?ゲイであるフレディー・マーキュリー

の存在を一層際立たせる結果になっています。George Michael のところ

でも話題に出したわけですが、この人の歌にたいする姿勢、エネルギー、パワー、

やさしさ、せつなさ、大胆さ、・・・・etc どれ一つとっても今世紀最高の

男性ヴォーカリストの名にふさわしいものであり、1991年にHIV感染症により

この世を去った今となってもなお、彼のもつ影響力は、あたかもまだこの世で

大活躍しているのでは?と錯覚してしまうくらい絶大です。


とまー、ここまではどこにでも書いてあるような解説書的文章になってしまいましたが、

結局言いたいことを平たく言わせていただくと、「フレディー・マーキュリーはオカマ

なんですよー。そしてねー、その歌は我々の心に響いてくるわけなの。

なんでだろー?オカマだから?それも一理あると思うんですよー、だって、

外見は男、で、心と性は女でしょ?当然我々が感じることの出来ないような

微妙な心の痛み・喜び・悲しみ・怒りを感じることが出来るんだもの。」

聞いてみてください、「ラヴ・オヴ・マイ・ライフ」を、「ボヘミアン・ラプソディー」

を。きっと心の奥底にジーンと響いてくることと思いますよ。

ここで紹介させていただきます「ラヴ・オヴ・マイ・ライフ」、とてもシンプルで美しい

ラヴ・ソングであります。フレディーがゲイであるという事実を背景にして耳を傾ける

と、「この恋の相手はきっとたくましい男」という連想が起こりがちですが、

恋には定義なるものはもともと存在するはずもありません。余計な詮索抜きに

「人として」恋というものに純粋に酔ってみられてはいかが?

Live Killers というライヴ・アルバムに収録されております。


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