Live At Q4 (George Robert Quartet)
苦労してやっと見つけました、このアルバム。いやー、うれしいですねー。
あるオムニバス盤で1曲目の The Snapper を聞いてぶっ飛び、それ以来思い出すたびに
検索をかけてネット上で探しまくっておりましたが、先日やっと行き当たり、即注文。
それが本日3/14に私の手元へとやって来てくれましたー。さて、どう表現したらいい
のか?ここをお読みの皆様の中にはおそらくジャズというジャンルの音楽に対して
「難しい音楽」というイメージを持たれておられる方の方が多いかと思います。だってここ
「魚釣り」のページですからね。したがって、この「音楽の部屋」は、単なる私の好きな
音楽の記録室となっているだけで、決して「ぜひここに目を通して下さい」という趣旨の
部屋ではございません。メニューをご覧になられて、もしご自身の知ってる曲があれば
覗いてみられるでしょうし、そうでなければもちろん素通りされるべき部屋なのでありま
すが、もし何かの機会に「ジャズでも・・・」という気分になられた時、私からジャズ喫茶
の雰囲気をお届けするとすれば、この1枚!ということになるでしょうか。今はどうか?
よくわかりませんが、私が学生の頃、ジャズ喫茶ではよくこのテの曲が流れておりました
ねー。トランペットがパラパラ〜っとやって、サックスがブルル〜と引き締め、ピアノが
引き締まったムードをリラックスさせ、ドラムとベースのソロが再び雰囲気を盛り上げ、
最後に再び全員の息のピッタリあった演奏で幕を閉じる、といったパターン。ジャズの
王道ですなー。懐かしい〜、と同時にこのアルバムで聞けるジャズは明らかに新しい、
全然古めかしくないなー。都会的でオシャレだし、カッコいいー!タイトルには Quartet
(4人編成)とありますが、実際はゲストの Clark Terry というトランペットの重鎮を
フィーチャーしており、Quintet(5人編成)となっております。Quintetといえばだいたい
2管になることが多く、このアルバムでもトランペットとアルトサックスの2管+ピアノ
トリオという編成。こんな編成のジャズはウルサイ?いえいえ、全然そんなこと
ございませんよっ。すばらしいスリリングな演奏を展開してくれております。
Quintetによるジャズとしましては近年まれに見る名作です。最近日本でも大人数編成の
instrumental group がヒットチャートの上位にいたりして、このテの音楽は若者の感性
にも訴えかけるものがあるようですなっ。いやいや、いいことです。流れるような
4ビートあり、ラテンのリズムあり、しっとりバラードあり、と選曲もバラエティーに
富んでおり、聞き終わったときに、ちょっとしたジャズライヴに出かけてきた気分に
なれること間違いなし。皆さん、ジャズライヴはお好き?好きならこの1枚、聞いて絶対
損はいたしませんよっ♪
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