私はもともと人に対してそんなに愛想のいい方ではない。普通ならばこれはあまり好ま

しいことではないが、こと生徒40人を一度に教えるとなると、この愛想の悪さが結構

役に立つ。前の学校にいた頃、私のちょっとした視線で生徒が凍りつく瞬間があることに

気づいた。それまでざわついていたのが、この一瞬だけピタッと静まる。当時はこれが

結構悩みであった。「なぜ生徒は引いてしまうのだろう?」

自分で言うのも変な話だが、私はだいたいにおいて温和な先生だ。しかし、その温和

な先生の視線が一瞬「氷の視線」になるとき、生徒にとっては、声を荒げて怒りまくるより

なにより恐ろしい「瞬間」なのだろう。こちらとしては全くそんなつもりはないのだが。

これは持って生まれた表情だ。今さらどうしようもない。ならばコレを活用してやろう。

最近は意識して手綱を締めたいときは「氷の視線」を送る。効果てき面だ。ゴツイ野郎

どもが黙る。腕力では絶対にコチラが負けてしまうような奴でも黙る。このうっとおしい

時期にこういう余計な仕事をしなければならないのは面倒だが、コイツラとあと8ヶ月ほど

付き合って行くには今どうしてもやっておかなければならない。いや、生徒などどうでもい

いい・・・コチラがラクに仕事するためには・・・ねっ。大人は色々と大変なのです。たかが

16〜17のクソガキにもてあそばれてヘラヘラしてるほど暇ではない。

(16〜17のすべてを指して言ってるのではございませんので、誤解なきよう〜)



番外編・・・独り言


最近ちょっとイライラ気味だ。たんに「うるさい」のはカワイイものだ。手のひらでコロコロ

遊ばせておいて「氷の視線」攻撃、これで一発。授業にも適度にメリハリができてよい。

6月の甘い「ワナ」は無事すり抜けることができるであろう。問題は・・・

あるクラスでイジメが始まった。イラつく。見ていて非常に不快だ。今日は温和な山根先

生が(笑)思わず言った。「おい!それイライラするけェ、やめい!」・・・一時的な効果は

あった。でも何となくわかる。また始まるだろう、と。以前もあったが、このパターンはまるで

「癌」だ。対処療法するたびにまた再発する。たぶん来週は怒鳴るだろう。

「おんどれがソレすると吐き気がするんじゃ!わしがイラつくんじゃ!今すぐ出ていけ!」

私は本当に追い出す。で、またその次の週も・・・ならば、大暴れだ。

誰かこの私を止めてェ〜(爆)

タブントマラナイ〜


私は時間講師だ。時間いくらで動く。まっ、平たく言えばバイトだな。こういうやつらに

説得して止めさせるという時間的労力はなるべく他のやる気のある者のために使う

のが本筋であるし、説得の通用する輩ではなかろう。とにかく私は「いい授業」をした

い。そして自分も楽しみたいのだ。説得は担任がやってくれ・・・ムリかも、だが。