流れ込みを探る |
キス釣りの鉄則として、「流れ込み」というキーワードがある。一言で「流れ込 と申しましても様々で、きれいな山水が小川となって流入する理想的なものから、 画像のように、人工的なものまでございます。おそらくココもかつては自然の流水 が注ぎ込む小規模な流れ込みであったのでしょうが、民家が立ち並ぶようになって から、このようにコンクリートと石垣で整備されたのでありましょう。雰囲気的に は前者の「自然が織り成す手付かずの流れ込み」なら文句の付けようのない100 点満点のキス場と言えましょうが、残念ながら、近場を探すかぎり、理想的な流れ 込みをたたえる砂浜はほとんど現存しておりません。山陰や大島などへ行けば別で すけど、江田島・倉橋方面には片手で数えるほどしかございませんな〜。 ということで、本日は目いっぱい妥協いたしまして、この人工的な流れ込みで我慢 することに。 いかがです??この流れ込み、メッチャ汚いでしょ!?ニャハハハ〜、今日はそ のように見えるだけっす。普段はまずまず合格点を与えることのできるレベルを 保っておりますよ〜ん。この汚さは「ニゴリ」のせいっす。グチャグチャにとい うほどではございませんが、かなり濁っておりやす。こんな日に「流れ込み」を 叩こうなんざ無謀にもほどがある??・・・う〜ん、そうなんでございますが、 1箇所を検索し始めると色々な条件のもとでアレコレやってみたいと思う性質な ので、とことん通いつめます。今シーズンは前回に引き続き2回目であります。 前回はこんな感じ。条件としては気温が高かったので、今回よりはいいかな? ニゴリの程度は同じくらいでしたな〜。河川ならいざ知らず、このような小規模 な流水の場合、ニゴリに対してさほど神経質にならなくてもよさそうです。ただ し、手前がピンギス、かなりの遠投には良型という構図が出来上がっており、こ れだけ獲るのにかなり苦労いたしました。 さ〜て今回はいかに??さっそく釣り座を構えて釣り開始。ここのところ愛用し ておりますダイワ・スカイキャスター30号405♪ナイロン2号で普通に投げ て、5色出し尽くすかどうか・・・という所まで楽に飛んでくれます。最初はち ょっと固めかな〜・・・などと思っておりましたが、独特の調子を持っており、 非常に投げやすいです。どんな投げ方でも胴からキッチリ曲がってくれて、オモ リが乗っているのもよくわかるし、キスのアタリもかなり敏感に伝えてくれ、失 敗の少ない投げ竿という好印象であります。オデさんからいただいたスーパー エアロEVとの相性もすこぶる良く、しかもかなりの極細に仕上げてあって、 操作感と手に持ったときの感触では、他を寄せ付けないものがあります。とある ホームページに「キススペシャル」との比較が載ってましたが、スペック上では キススペの方が細身に仕上がっているにもかかわらず、実際の写真で比較すると 元径は誰が見ても明らかにスカイキャスターの方が細身でありました。こりゃ いったいどういうことなの??キススペの3分の1程度の価格でこと「細さ」に 関する限り安い竿の方が優れているなんて・・・・。まっ、いっちゃ〜なんだけ ど、キススペがべらぼうに高すぎるんだよね〜。ワタクシは青竿で十分!!これ からも、スーパーエアロEVともども、愛して愛して愛しぬいて上げますぜ〜♪ (本日の釣果・・・サイズ・・・青ギザが25cmです) で、肝心な釣りの方でありますが、本日は???でありました。なんでだろ〜。 ただ、遠投してジックリ・ユックリとさびいてやらなければ良型が獲れないとい う状況は変わっておりませんでした。産卵も一段落したようで、そろそろピンが 数混じりはじめてきましたし、今日は一段と多かったような・・・。アタリもな んとなくブルブルってのが少なかったな〜。まっ、こういうお天気ですからして、 あと2週間ほどは小康状態が続くでありましょうな〜。爆発はやはり7月20日 近辺か〜??梅雨明けまでみなさん今一つ辛抱の釣りを強いられることでありま しょう。明けたらも〜ボコボコぢゃ〜。ではでは、梅雨明けに備えてみなさん、 しっかりリールと竿のメンテと仕掛け作り・・・がんばってくだせ〜。ワタクシ のリールはすでにオデさんが整備してくれておりますので、ただただ作戦を考え るのみ・・・ですなっ(爆)。オデさん、どうもお世話になりました〜♪ |