5/27 藻場を引く |
網入れ・・・この時期瀬戸内では、キス釣りにとってコイツが非常に厄介。今日 周った2箇所(尾立・鹿島)とも、絶好の位置に発泡が浮いている。「いや〜、 マズイ、実にマズイ。」・・・場所移動も考えたが、今の時期、たいていの場所 には網が入っている。仕方ない、網の内側を釣ることにした。 まずは尾立・・・ここは網が入ると何故か?キスの姿がいなくなる。網ごときに 一網打尽になるということは考え難い。事実、ここで網を引き上げている場面に 何度も遭遇したが、ほとんど魚らしきものが掛かっているのを見たことがない。 いつもなら、発泡を見た時点で即座に移動をかけるのだが、今日は気分を変えて 「カナコギの巣」になっている「藻場」で勝負してみることにした。 ワタクシの必殺「藻場仕掛け」の登場だ。皆さんは藻場が多いとき、いかがいた します?以前のワタクシはハリ数を2〜3本と少なめにしてやっていたのですが、 これだとすべてのハリに藻がくっ付いて、釣りにならないことが多うございまし た。で、その過去の経験からあみ出された必殺「藻場仕掛け」・・・って言って もたいしたものではございません。ハリ数を6本と瀬戸内にしては多めにとり、 上バリ2本にはハリス3号流線バリ12号と大きなものを使いエサはつけない。 残りの4本は通常のキスバリを使用、ハリスは2号と太目で当然エサをつけます。 つまり、上の2本は藻を引っ掛けるためのもの、下の4本で勝負いたします。 この仕掛けを目一杯遠投し、着水と同時にリールを巻きながら、藻場の付近で着底 させ、そのままジワジワと引きます。竿先に藻の重みが乗ってくるとそこで仕掛け を引くのをストップさせてそのままアタリを待つ・・・っとま〜こういう具合で使 うのですが、コレで結構、藻に付いているキスを獲ることができます。うまく行け ば、デカイやつが獲れまっせ〜・・・とは言っても今日は大バリ準備しとらんが〜 〜〜・・・ということで、藻のキャッチ率は低いけれど、すべ通常のハリス&ハリ での6本バリ仕掛け。コイツを藻にめがけて投げる投げる(遠投して引き寄せるこ とをお忘れなく)。すると!!居るは居るは、最大で21cmくらいだったが、も 〜20cm級がゴロゴロ避難しておりまして、ほぼワンキャスト・ワンフィッシュ ですがな〜。15〜16匹くらい釣った時点で、潮止まりとなり鹿島方面へ移動。 さて、鹿島ですが、ここは網入れ&タコ壺と、いたるところに発泡が浮いておりま すが、赤旗が立っているのが網、ないのがタコ壺です。ですから、十分釣りにはな るのですが、今日は絶好の位置に赤旗。でも、悔しいから網の沖を狙ってやろう! で、ナイロン08号で一発大遠投・・・で、一発目なんとか20cmを連でゲット。 しかしあまり面白味がない。投げてすぐに回収だもの。しかも回収までの時間が 大変。リールを巻く腕が干上がる(笑)。ということで、手前攻撃に変更。 網が入っているときは、潮の流れをよく見て、網がどっちに湾曲しているか確かめ ないと、網の手前に投げているのに何回投げても網にかかる、という事態になりま す。したがって、網が入っている場合は、急いで仕掛けを投入するのではなく、ま ずはオモリだけで網の位置を確認してからの方が安全な釣りができます。今日の網 は鹿島という比較的流れのある場所がらか?かなり手前まで湾曲しており、 釣りになるスペースがギザミポイントになってしまう。よって、本日はココ、キス パラダイスは諦めて、車横付けポイントへと小移動。ところが、今日はここがパラ ダイスと化していた!!ちょっとポイントが遠いが、どのキャストにも1〜4匹、 しかも20cm級が付いてくるといった幸運に恵まれ、痛快にアタリを楽しみ、重 量感のある巻き上げを楽しみ、またまた心行くまでキスを堪能させていただき、エ サ切れにて納竿となりました。久々にエサ使い切った〜。まだまだ走りに入って間 もないので、4連5連と続くような群れにはなっていませんが、全く退屈すること なく、キス釣りの楽しさに浸ることができて、かな〜りシアワセ〜♪ 当面、ココはパラダイスが続く模様。釣り場は広いし、ポイント無限だし、オマケ に人はいない、ときた〜。こんなパラダイス、見逃す手はないよね〜。しばらくココ に入り浸りま〜っす♪ |