2/10 遠投リグ、ブルーバック接岸



昔月刊釣り情報に「水中ウキを使った擬似モエビによるめばる釣り」が紹介されたことが

ある。今のめばるingの先駆け的釣り方だと思うのだが、仕掛は水中ウキを遊動にして

オモリ兼水中ウキの働きをさせるという、言ってみれば「変形スプリット・ショット・

リグ」のようなものであった。紹介文によると、これがまた「昼間でもジャンジャンめば

るが釣れる」そうな。確かに今の昼間のめばるingの実績を考えると、あながち誇大

広告でもないようだ。この釣り方の利点は、「遠投が効く」ということと、「仕掛けの

動きが自然である」ということに尽きると思われます。実はこの仕掛けには水中ウキの

形状が重要なポイントになっている。この水中ウキ、同心円状に4つの穴が開けられて

おり、この穴が水流をしっかりとらえて、沈下速度をマイルドなものにしてくれるし、

仕掛けを引けばフンワリと浮き上がり水中を漂うエサを演出してくれる。当時記事を

読んだ私は早速この水中ウキを買いに走った・・・が、今まで釣り道具箱の片隅に眠っ

たままになっていた。使う機会を逸していたのである。今日はこの水中ウキの上下に

ウエイト・ストッパー3Bをつけて、小型ジェットテンビンの形にして使ってみた。

狙いは遠投!以前から「ココは絶対に遠投ポイントだ!」と目をつけていたポイントが

ある。40mくらいの飛距離が欲しい場所だ。で、狙いはアタッタ!20〜30mが

めばるの居付き場所になっていた。推定飛距離40m投げて、2〜3巻きで食ってくる。

10m付近でもアタリはあるが、こちらはチビめばるの巣だ。やはりココは遠投ポイント

だった。しかも人いないじゃん〜♪最近こういう発掘がたまらなくオモシロイ。

しかしこの仕掛けはよく飛ぶ!仕掛けの絡みも一切なし、引き心地も良好。仕掛けが

底スレスレをトレースしている感じだ。アタリもよくわかる。ただ一つ難点が・・・

この水中ウキ、メッチャ高い!一つが1000円近くする。もっと安い代替商品はない

か?と早速朝方帰り道、開店した釣具屋に立ち寄って、500円くらいのを2種類

買ってきた。次回の釣行で試してみることにいたします。さて、冒頭の釣果写真は、

主にこのポイントでゲットいたしました13匹でございます。今日は17cm以下と

思われるものはすべてリリースいたしましたので、掛けた数はこの倍くらい。ほぼ

入れ掛かり、久々にめばるの小気味よい引きを思う存分楽しませていただきました♪



さらに、それだけでは飽き足らず、倉橋方面ブルーバックの動向を探ってまいりました。

私のよく行くポイント・・・そろそろブルーが接岸してくれなければ楽しめないのであ

ります。私の最も好きなめばる、ブルーバック・・・コイツの引きはシャープかつ体格に

似合わず重量感がある。食っても美味い。群れにアタルといつまでもつれ続く。とまー、

文句の付け所がないのでありまして、コイツが本格化してくれれば、ミノープラグで思う

存分遊べます。今日はまだまだ本格化してないようでしたが、釣り上げたブルーの胃の中

はシラスや子イカで一杯になっておりましたから、もう爆発寸前といったところでありま

しょう。来週あたりからプラグだけで攻めてみたいと、今からモーワクワクでっす。

とりあえず今週は18〜20cmを14匹キープいたしました。


それでは、皆さん、めばる本番・・・大いに熱くなりましょう♪