11/14 戦意喪失
シーバスを釣りたい!・・・去年から少し本気で考え始めた。「食いたい」ではなく、
「釣りたい」だ(笑)。先週から、アチコチ、「ココ!!」と思うポイントを物色し、
一つ目をつけておいた地点があった。月曜の夜・・・唯一ワタクシに許された「自由」。
月が明るい。ナイト・エギングだ〜♪まだアオリが釣れる、ような気がする。たくさん
は要らない。20cmくらいのが1パイ掛かればOKだ。そんなつもりで出撃。
仕事が終わると、先週の実績があるポイントへ一直線。迷いがないので心が落ち着いて
いる。はやる気持ちがない。こういう時は「狙い通り」の釣りが出来ること、多い。
ポイントに到着。ゆっくり準備し、第1投。先週はココで投げて、ずいぶんエギを
かじられた。アタリに全く気づかないうちに表面の布が大きく剥がれ、金テープが
ビロンビロンになっていた。原因は底がわからなかったこと。ハッキリ言ってまだ
「エギの着底」がようわからん。底に着いたか!と思ってもラインがツツッと入って行く。
流れに引っ張られてラインが入って行くのか、それともまだ着底していないのか、この
辺のところがまだよく判別できていない。「とりあえず、ココは深いはずだから十分過ぎる
ほど時間を取ろう」という考えで先週は臨んだのだが、どうやら意外と「浅い」ようだ。
で、本日の第1投。先週待ちすぎたためアタリを逃がしていたことを深く反省し(笑)、
着水と同時にシャクリの間合いを考える。ツツッ、ツツッ、とラインが入って行く。
「そろそろだよな〜」・・・ラインが止まった。「たぶん、ココが着底」・・・で、
二段シャクリでフリー・フォール・・・アオリは付いて来てるハズ・・・そろそろ
この辺か〜・・・かる〜くジャークでグンッ・・・ハッハッハッ、一発で乗せちゃった〜♪
もうコレでアオリは満足ぢゃ〜。お次はシーバス、今日のメイン・イヴェントだ。
シーバスの経験がほとんどない私のルアー選択の基準は、ズバリ「セクシー!!」。
K−Ten Blue Ocean・・・このルアーの形が好きだ。以前から「適当に」
シーバスルアー買っているのだが、ワタクシの買い物カゴには圧倒的にこのルアーが多い。
理由は「カゴセール」になっていることが多く、結果的に安価ということと、奇麗な曲線美!
これに尽きるかな!?今日、昼間に釣具屋さんに寄ってまた一つ仕入れて来た。また一つ
K−Tenが増えてしまったな〜。こんなに同じシルエットのものばかり集まってもな〜
・・・とは思ったものの、釣具屋さんの片隅でホコリをかぶって置いてあった赤札もの
がなぜかワタクシの気を引いた。即買いだ。同じものを2個も買ってしまった。
今日どうしても使ってみたい!と思わせる雰囲気のルアーだった。車の中ですでにケース
から出し、さわりまくってみたが、ホント、どこから見てもセクシーだ〜。早く使いたい。
信号待ちのたびに触りまくる。普段なら色々とルアーを持って海にいくのだが、今日は
コイツだけ。先週下見しておいた場所に到着。誠心誠意釣り場に敬意を払って、玉網を
そ〜っと音を立てないように置く。元来鼻にアレルギーがあるワタクシは、くしゃみを
ジッとこらえて第1投。イメージしていたラインを引く。イメージ通りキレイな弧を
描きながらルアーがカーブする・・・とその時ガガッ・・・何か岩にあたったような
感触・・・で、そのままロッドの先がひん曲がる。ヒット〜!!「ナハハ〜、一発で
掛けたった〜♪」 やりとりも極めて冷静に対処でき、5〜6分の格闘の果てに
スムーズなネット・イン。本日のキャスト・・・2回。釣果アオリ20cm1、シーバス
68cm1。あまりに理想的なイメージ通りの展開に、本日は以降の戦意喪失。
実質所用時間2時間の出来事でありやした。こんなこともあるのですな〜(笑)。
帰宅後、早速アオリとシーバス捌いて食してみた。
アオリ・・・まだ透き通っておりやした。あま〜い!最高♪
シーバス・・・コイツも美味い。ただし、刺身は10切れが限度ぢゃ〜(爆)。