1/10 良型の居場所みーつけた♪



こっれ見ちゃってください!も〜ホンマさぶ〜〜〜。自宅を出る時には全くといって

いいくらいの無風、気温まずまず(とは言え寒い)。ところが明け方より風がビュン

ビュン吹き始め、せっかくのんびりやろうと思って準備いたしました椅子が吹っ飛ぶ

ほど(椅子は回収いたしましたが浸水)。釣り座についたとたん「もう帰ろ!」と

思ったくらいでして、こんな中キスなんて釣れるの?と思いながら第1投・・・スカ。

第2投、第3投、第4投・・・どれもスカ。「ありゃ〜、どうしよう?今日は丸一日

休みなのにィ〜」・・・もー、こうなったら「はえ縄釣法」じゃー!一昨日のオッサン

を思い出し、持ち竿全部、といっても3本をすべて並べる・・・と、食ってきた。

くやしいけど・・・食ってきた。「今日は置き竿じゃー」と決め込み、浸水した椅子

にタオルを3重に敷き、身構える。1本の竿に1匹ずつではあるが確実に食ってくる。

何順かしたときにある異変に気づく。3本の竿のうち右端の1本だけ良型がヒットす

るのである。「フフーン、もしや?」と思い、右端の竿のみで引き釣りを開始。

アタッタ!!ビンゴ〜!!良型のオンパレードじゃー。が、アタリが微妙。何か竿が

風圧を受けてストップしたときのような感じ・・・わかるかな〜?コレどんな天候の

時にも釣行してる人じゃないとわかんないかも・・・風圧でさびく竿先がストップす

るときは「フワァァ〜ン」という感じで止まるんだけど、キスの場合は「クヮン」

若干ショートな感じで止まり、その後明らかにサビく竿先に重みを感じる、とマー

冬のキスのアタリは極めて微妙。このアタリを一つ一つ拾いながら連にしていくのだ

が、今日の良型ポイントはまさにピンポイント。120〜100mで上手に掛けて

やっと4連なのだが、巻き上げ時の重量感はなかなかのもの。かなりの遠投が必要な

せいで、老体にはかな〜りこたえる。3投くらいして20cm近辺を10匹ゲットし

た時点でギヴアップ。近投でいい場所を探すことに・・・で、これがまたビンゴ〜!

いつもは左から攻めているポイントを正面のラインから攻めてみると、17〜18

cmが入れ食いじゃ〜。今日はいつも半分近く混じる13〜14cmあたりがほとん

ど掛からない。掛かったのは最初の「はえ縄釣法」でゲットした10数匹のみだ。



本日の釣果13〜22cmのキス42匹のうち、



16cm〜22cmがご覧の通り、29匹という幸運に恵まれました。42匹という

数はキス釣りにおいて目ん玉飛び出るほどの匹数ではございませんが、アタリが出

始めたのが12時近くになってから、ということと、「冬である」という条件を

重ね合わせてみると、まさに「キス釣り満喫」といってまったく問題ない釣果であ

りましたし、事実、心からキス釣りを堪能させていただいた一日でありました。

江田島湾津久茂というキス場の地力とここに棲む「耐寒性キス」たちに心から

敬意を表する!



PS キスのポイントは広い海のなかに「縦に広がっているのか?横に広がって

いるのか?斜めに広がっているのか?」 我々には見ることができません。例えば、

「縦に分布しているポイント」を横から攻めると交点は1箇所しかありませんので、

拾えるキスの数も少なくなる、ということはおわかりでありましょう。「縦に分布

するポイントエリア」を「縦に攻めてこそ、いい釣りになるはず」・・・今日は

は意図したわけではございませんが、偶然このようなアタリマエの数学的真理を

再確認したことが大きな収穫でありました。いつも攻めている自分のライン、

それは「縦のポイントを横から攻めているのではないか?」・・・こんなことを

考えながら攻めるラインを変えてみると思わぬ釣果につながることも・・・

あり得る!