5/7 孤独なPE練習会



最近ワタクシ的にリバイバルしたPEライン。いったんのめり込んだらトコトン

まで、という性質だ。やりたいことが次から次へと湧いてくる。今日は「柔らか

い竿にPEライン+15号テンビン」なるタックルだ。ワタクシもすでに46

歳。いつまでも「剛竿に重いナマリ」というタックルを振り回せるわけではな

い。老後のためにも(笑)五分の力で100m以上飛ばすことのできるタックル

を今から準備・練習しておかなければ!そういう趣旨で力糸はできるだけ放出

抵抗を少なくすべく、PEの3号を道糸PE08号に連結。さらに釣り味をも

追求するべく遊動テンビンにして、ハリはキススペの6号を選択。コレで今日

はダイレクトなキスのアタリを楽しみ、かつどれくらい掛けることができるか

練習だ。さすがに力糸が3号ともなると指が切れそう。久々にフィンガー・プ

ロテクターを装着してみた。飛距離は軽く投げて4色を出し切る程度でマズマ

ズだ。コレだけの飛距離なら瀬戸内近辺では十分勝負になる。問題ない。


さて、問題の釣りの方であるが、昨夜からの雨が災いしたのか?開始からしば

らくは魚信がない。早朝からワタクシの隣でがんばっていたオジサンは7時

くらいにたまりかねてソソクサと場所を移動した。釣り場に残ったのは私一人。

アタリはないが投げ放題(爆)。今日は場所移動などはなから頭になかった

ワタクシは、陽があたってくれば「必ず食いはじめる!」と信じてジックリ

粘ることに。8時をかなり回った頃からポツポツとアタリが出始めた!今日は

1回のアタリを確実に掛けて、追い食いは狙わないことにし、一つ一つの

アタリを確実にモノにしていく。釣り上げたキスのハリ掛かりを確認すると、

すべて唇の固い部分にガッチリ掛かっている。我ながら芸術的だ♪この釣り

はオモシロイ!焦りが一切ない。のんびりできるし、しかもキスのアタリは

「劇的」だ。「掛ける」練習がテーマであるからして、アタリに対しては

一切の「送り込み」はしない。掛けそこねてもかまわない、軽く「アワセ」

を入れる。鉛負荷18号の竿が15cm級のキスに対しても小気味良く弧を

描く。遊動テンビンを通じて、回収時に水中でもがくキスの様子も伝わって

くる。タックルは片手でも短時間なら操作可能なほど「軽い」。またこの15

号テンビン錘が秀逸だ。100m沖での着水音が「聞こえない」。NL15

・・・コイツはワタクシの老後のためにあるようなものだ(笑)。実に「静か

な釣り」が展開できる。引き味も滑らかそのもの。食いついたキスがテンビン

を引っ張る。エキサイティン♪本日は予想通り食いは渋かったが、掛け損ね

は5〜6匹。目の前で外れたやつが2匹、釣果は2時まで粘って28匹。

(サイズはあまりよくありません、13〜21cmでーっす)


これでワタクシの老後の楽しみは保証されたようなもの・・・ウッシッシ♪

今度PEの06を準備して、またこの釣りを展開してみよう〜。ではでは。