4/30 久々のPEタックルでキスing



さ〜て、GW突入、ではありますが、ワタクシは夕方からお仕事。午前中が空いて

おりましたので、今日はいつもの検索はお休みにしまして、純粋にキス、エンジョ

イしてまいりました。とは言え、何もテーマがないのはいかにももったいない。

先日オデさんから、「PEでアタリに対して送り込みをするとキスが乗らない。」

というお悩みのカキコがありましたので、一つワタクシも「今日はPEで実験して

みよう!」ということにあいなりました。場所はそこそこ魚影が濃くないと実験に

ならないわけでありまして、第1候補:鷲部、第2候補:津久茂、ということにし

て、いざ出撃!今日のタックル・・・道糸PE0.8号、力糸ナイロンテーパー3

〜12号、連結はノーネーム5回編みで。竿シマノ・ツインパワーSF405CX

・・・ハリ:競技用キス4号・キススペ5号4本バリ・・・ウ〜ン、我ながらジッ

クリ考え抜いたバリバリのPE使用タックルであります。久々のシマノ・ツイン

パワー、やはり往年の名竿だ!普通に投げて5色を完全に出し切る、ちょっと力

入れて6色、気分爽快♪で、今日の「売り」は、ハリの号数とノーネーム。

なるべくアタリをはじかれないように、しかも一発でくちびるの固い部分に

フッキングするように、ハリの種類とサイズを厳選。少々根がかりしてもオモリと

力糸をロストしないようにブラッド・ノットではなくノーネームを選択(という

か、他にはコレしかできない・・・泣)。


そもそもなぜPEではキスのアタリが弾かれるのか?・・・単純に考えて、ハリの

サイズが大きすぎるのでは?通常私は8号平均のサイズを使っているのだが、もち

ろんコレは道糸にナイロンを使用しているから。このタックルで、アタリに対して

は、軽く仕掛けをストップさせてやるとほぼ100%掛けることができるし、ハリ

の種類にもよるが、バレルことはまずない。(キススペの場合)確実にのどの奥に

フッキングしていることが多い。で、送り込みをしすぎると、今までの経験から、

ハリは吸い込むのだが、そのハリが口の中で遊んでいる状態(フッキングしていな

い)か、もしくは、口の中の皮一枚に浅く引っ掛かっている状態、もしくは、エラ

に引っ掛かっている状態になっており、そのまま引き続けると、藻などの障害物の

抵抗によって、あっさりキスがこぼれてしまうか、キスがハリを吐き出してしまう

ことになるようだ。もちろんナイロン糸では「キスがはずれた」ということは、

引くときの重さが若干軽くなったか?という程度にしか感知できないが、PEだと

これが比較的よくわかる。掛かったか、弾いたか、吐き出したか・・・この辺の様

子が識別できるのがPEラインの魅力の一つだ。弾かれたら、「なぜ今のは弾かれ

たのか?」などの反省→試行錯誤という学習ができる、という点で、PEラインを

使うとキス釣り上達の近道になりうる。


さて、本題であるが、今日のワタクシの選択・・・まずまず成功だったかな〜?

もちろんパーフェクトではないが、弾かれた数は5〜6匹に留めることができた。

誤解のないようにしておきたいのは、タックルを変えただけでフッキング率が

アップするというわけではございません。そのタックルに適合した引き方がある

ようです。今日選択したハリでは、言うまでもないことなのですが、「送り込み」

は絶対にいけません。掛かったらほんの一瞬(気持ちだけ)仕掛けを止めて、即

速めに「巻き合わせ」、これで乗ってくるパターンが多かったですな〜。

これは最近ナイロン糸使ってても感じていたことなのですが、仕掛けに食いついた

キスがどの方向に泳ぐか?ということ。最近このことに特に注意しながら釣ってい

たわけでありますが、そのまま手前に泳いでくることが多いようです。そうなる

と、アタリがあって竿先を送り込むか、あるいはしばらく仕掛けを止めておくと、

そのまま泳ぎつづけるキスによって幹糸にたるみができて、結果ハリが外れやすく

なるのではないか(ここはあくまで想像の世界ですが・・・)?実際に仕掛けを送

り込んだ場合、そこから次に引き釣りにはいるとほとんどの場合キスはこぼれて

しまいましたが、巻き合わせをして仕掛けを常に張っている状態にしてやると、

ちゃんとキスが付いてくることが多かったようです。コレはナイロンを使っている

場合にも同じように言えることでしょうねっ。で、ハリを小さくしたことによる

利点と欠点を、ワタクシが感じたまま書いておきますので、参考になるところが

ございましたら、ご活用ください。


利点:キッチリとくちびるの一番固いところにフッキングする。竿先を送り込んだ

り、仕掛けをストップさせたりする必要がない。エサ代が安上がり(笑)。


欠点:藻場の多い瀬戸内では連掛けがやりにくい。1匹かかっているところに、他

のキスが食いつくと、その衝撃でキスが外れやすい。たまたま3連・4連という

のもありましたが、それはそこにたまたま3〜4匹が群れていただけで、それら

がほぼ同時に食ったものであろうと考えられます。一つ一つ掛けていって4連と

いうのはなかなか難しいと思います。


最後に、ノーネーム・・・こいつは想像以上に強いノットであろうかと思います。

少々の根がかりなら強引にはずせますし、編み数を5回くらいに留めれば、コブ

の部分もさほど長くならないので、ライントラブルも皆無でした。


さて、本日は鷲部がまったくダメで、移動先の津久茂で昼までやって27匹という

結果でございます。



ではでは、皆さん、楽しいGWをお過ごしください〜♪