4/19 キス場検索の旅1



以前から入ってみたかった「津久茂対岸」・・・同じ江田島湾内であるからして、

「キスが全くいない」ということは考えられない。問題は津久茂側と同じくらい

魚影が濃いか?ということだ。全くの新規ポイントというものはありえない。

地理的条件が類似している場所、以前エサ捨てで立ち寄ってそこそこ釣れた場所、

うわさで耳にしたポイント、過去雑誌に小さく取り上げられていたダークホース

のような場所、地元の人に聞いた「知る人ぞ知る」ポイント、etc・・・当然、

こういった「釣り場」が検索対象だ。その方がキスに出会う確率が高い。


今シーズンは普段からあまり足を運ぶ機会がなかった能美方面を重点的に探って

行こう。手始めは高田。津久茂の真向かいだ。先ずはフェリーの着く「高田港の

波止」から攻めてみるが、生体反応なし。同行のオデさんに移動を打診している

ところに、地元のじいさん現る。「あんたら〜、キスやるんなら砂浜でやらんと

ツマランわい。あそこの細い道を入っていけば波止があるけェ、その先っちょで

やったらええ。あそこは砂浜になっとるけェの〜。」・・・ありがたいお言葉♪

地元の長老には勝てません(笑)・・・素直に従ってみることに。いわれた通り

の道を歩くこと10分。アリマシタ〜。こんなとこ普通は外から見えないので

素通りだよな〜・・・何か隠れたパラダイスの予感♪釣り開始間もなく、オデさ

んが良型を取り込む。「う〜ん、なかなかいいじゃん〜♪」



オデさん、PEライン使用のため、かなりはじかれまくっておりましたが、アタリ

の回数はまずまずではありました。結局掛けたのは同サイズ3匹(ちなみに私は

0匹・・・号泣)。いい感触を残して移動することに。ココはまだ時期的に早いよ

うでしたが、盛期には期待できる!という感触を得ましたので、再検索対象その1

としておきます・・・I’ll be back!


さて、次なる移動先は江田島の鷲部二丁目・・・ここは某雑誌で紹介済みでありま

すが、ココで竿を出したことがなかったので一つやってみることに。ココは車横付

けポイントで、しかも釣り座がかなり広い。20人くらい竿出しても大丈夫そう

だ。おまけにトイレあり!すばらしい〜♪さてっ、第1投。二人とも遠投から。

その仕掛けをさびいているところへ、地元のじいさん2が現る。「ココは近投じゃ

けェ〜の〜。ビュンビュン投げとるもんより、子供の方がよう釣っとるでェ〜。

今年は3月からここは絶好調ぢャ〜。10や20ゆう数じゃないけんの〜。30〜

40ぢャけェ〜!!」・・・「マジかい!?」と思いながらも素直に言うことを聞

いて、1色(約30m)まで辛抱して引いて来ると、「ググ〜ン」・・・アタリ

だ♪・・・スッゲェ〜、普通1色まではガマンできんわな〜。素直に聞いてよか

った〜。このじいさんに出会ってなければ、2色くらいまでで巻き上げて、

「キスいませんねェ〜、移動しましょ!」ということになっていたであろう。

恐ろしい〜、やはり基本に忠実に、最初はキッチリ手前まで引いて探らなければ

ね!現地着が9時過ぎていたため、アタリはポツリポツリではあったが、ほぼ

ワンキャスト・ワンorツーフィッシュ状態。しかも「力糸が見えるくらいの

ド近投エリア」に群れている。こんなん初めて〜♪さすがに近投を打ち返してい

たため、キスたちは昼前には遠投エリアに移動。最後は遠投で攻めて、なんとか

荷にいたしましたが、それでも大半は30m以内でゲット。こりゃ〜、子供連れて

来たら喜ぶだろうな〜。竿は何でもOKじゃ〜。めばるingロッドでもいける!

当面「食材確保ポイント1」としておこう。本日の釣果は、オデさん16匹、

ワタクシ14匹でございました〜。やや控えめではありますが、ボウズ覚悟の

検索旅行・・・第1回目はまずまず、ということにしておきましょう。



ココはまた来よう♪のんびりと楽な釣りが出来そうじゃ〜。ではではっ♪