１２／２２　津久茂再検索

ここのところ若干マンネリ化しつつある江田島湾津久茂のキス。原因はもちろん自分

の怠慢。いつもの場所でのんびりやればまずまずの荷になるため、無数に散在してい

るその他のポイントには足を運んでいない。春ギスをやる際にココ津久茂は隅から隅

まで検索し、こまめに移動すればいくらでも釣れるということを確認していた。冬に

なるとキスだけでなく人間もやはり活性が低くなるのか、これまで５回の釣行ほとん

ど１箇所に留まってのんびりやっていたのだが、今日はちょっと気合い入れてココの

冬ギス再検索だ。とはいえ先ずはいつものお墓に挨拶せねば・・・２〜３投して

１３〜１５ｃｍが１０匹ほど。小さい！いつもはこの時間帯に２０ｃｍアップが数匹

混じるのだが。ご先祖さまたちに別れを告げ漁港の波止に移動。ここはまずまず♪

型は１３〜１８と幅広いが４連〜５連で食ってくる。沖合いにはかなりの数の網入れ

が。漁師に聞くと、どうやらカレイを獲ってるらしい、が、「一網に１〜２匹いれば

いい方」だそうだ。なんとま〜、漁師をしてもカレイゲットは難しいらしい。網が

邪魔くさいのとナマコ船が目の前を往復し始めたため、１０匹ほどでココも見切りを

つけてさらに奥へと釣り歩く。奥のポイントも似たような感じだが、運良く２３ｃｍ

をゲットして気分いい〜♪同じく各ポイントで１０匹くらいずつ拾って、再び来た道

２〜３投しながら引き返す。う〜ん、かなり歩いた半日だったが、あせらずゆっくり

検索できた。疲れはない。今日は仕事の開始時刻がいつもより１時間遅い。この１時

間が結構大きいのだ。気持ちに大きなゆとりが持てた。さて、釣り方のコツは・・・

確かにある。だって冬だからね。やはり１回投げた仕掛けをジックリ何分もかけて

きちんと手前まで引くことだよな〜。これ当たり前のことのようで、結構ポイントの

手前まできて仕掛けを引き上げていることが多いような気がする。無造作に仕掛けを

巻き上げるということは何を意味するのか？ポイントについているキスが驚いて散っ

てしまうということ、ですよね。冬のキスはいったん散ってしまうと、再びその地点

に集まるのにかなり時間がかかる。今日はそれに注意しながら、５本バリに５つ付い

ていることがわかっていても、かならず手前２０ｍまでキッチリ引いた。１回の仕掛

けを回収するのに１５分くらいかけたかな？結果４〜５連が多かった。冬のキスは

この点がいい！ユックリ・ジックリ・途中何度も置き竿にしながらリトリーブしても

「キスバナナ」にならない。つまりキスたちは１つのエサに食いつくのが精一杯なの

である。この時期１箇所でたとえば１匹掛けて急いで巻き上げるという行為がいかに

無謀なことなのか、検証できたような気がする。前回までの釣りがそれだ。だから

１匹釣れるとアタリが当分なくなってしまう、という事態に陥っていたのかもしれな

い。さて、もう終焉か？と思っていた冬ギス。攻め方次第では５０匹以上も不可能で

はないような気がしてきた。去年とはあきらかにパターンが違う。しかしキスは確実

に・・・いる。本日の釣果：１３〜２３ｃｍ４１匹。