10/11 山陰落ちギスの旅(西部戦線)
今日のキス釣りはこんな感じでっす。外海は夜間4mの波、明け方になっても収まる
気配なし。今日の波は恐怖を覚えるほど凄まじかったっすー。勿論コレは出かける前
からわかっていたことなのですが、改めて目の当たりにする山陰の波とウネリ、久々
に足がすくみましたー。外が荒れても穏やかな常連のS湾とE港も風がビュンビュン
で、波止や岩場に波が砕け散っております。こんなSとEを見たのは初めて。で、
ご覧の通り、写真の釣り場へ。ベタなぎでっす。もちろんコレは人工的に作り出した
もの。外はよそと変わりません。ココは二重の防波堤にさえぎられて、そとの波が湾
内までたどり着けません。従いまして、ココは外が荒れたときのキスの避難所となっ
ておるわけです。荒れた日の山陰のキス釣り・・・私結構コレ好きですなー。だって
釣り場選択に迷うことないでしょ!S湾とE港を見切った私は夜のうちにココに移動
→仮眠。目がさめたのは朝7時。若干の寝坊である。最近よく寝過ごすなー。急いで
釣りの準備をするものの、雨が降っていたせいか?人が誰もいない!海水がかなり
濁っている!ここが×ならどうしよう・・・・、と考えながら仕度完了し、第1投。
エサがつけたときの状態を維持してもどってきます。「こりゃー×じゃー、ココまで
来てコレはないだろー!?」 第1投にしてすでに戦意喪失状態ではありましたが、
他に移動のしようがなく、今日はのんびり・ゆったりやることに決め、椅子を車から
取り出して腰をおろす。第2投・・・何かアタリがあったような???じっくり手前
までさびいて回収→キスが3連になって上がってきます。それからはスイッチが入っ
たのか?6,5,4,3連のオンパレード。1時間ほどラッシュが続き、それ以降は
ポツポツと2〜3連や1匹という状態に落ち着きながら、いつまでも釣れ続きます。
個人的には一番好きなパターンで、キスのアタリを一つ一つ楽しむことが出来ました。
翌日がお休みということもあって、今日は昼の2時くらいまでのんびりやって
キス15〜21cmをジャスト70匹、オマケに37cmと小ぶりではありますが、初
めてマゴチなるお魚をゲット。久々にまとまったキスの釣果を得て、満足♪ エ〜、頭
を落としたキスが10匹くらい右端にかためてありますが、コレは昼過ぎて散発的に
なったキスのアタリにヒマをもてあまして、釣り場で開いたものです。なお、今日私の
隣で好物のコノシロが入れ食い。爆っていたファミリーにキス20匹との好感を申し出
ると、喜んで「いくらでも持って帰ってください」とのこと。釣れたてを7匹いただき
即〆て今晩の酒の肴に。細かく切って生姜醤油でいただくコノシロの刺身は大好き♪
ということで、本日釣り上げたキスは90匹ほどに。そのまま釣れば3桁が確実では
ありましたが、早く帰ってコノシロをいただかなければ・・・・で、予定してました
温泉はカットいたしまして、即帰路に。
キス釣りといいますと、キレイな砂浜で、というイメージが先行いたしますが、私の
場合、奥まった湾内とか漁港に突き出た波止の内側といった「入り江」に相当する釣り
場が好みでして、それが外海の荒れた日にはタイムリーに作用することが多いようです。
みなさん、「奥まった湾内」という響きには何となく「キスがごっそり溜まってる」
というイメージありません?