9/23 山陰落ちギスの旅(下見編)

9/25 近場アオリポイント検索



23日、私の師匠たちと毎年恒例の山陰須佐方面落ちギスの旅に出かけてまいりまし

た。釣果はご覧の通り、非常に寂しいものとなりましたが、コレ1匹を除いてすべて

夜の釣果であります。当初の目論見といたしましては、夜いい型を10匹ほど確保

(←コレはほぼ達成)→早朝〜昼前まで田万川にてジャンボをゴッソリいただき、

クーラーボックスを満タンにして帰路につく(←コチラは×)。今回のみならずココ

に来る時は毎回こんな夢を膨らませながらの小旅行となります。そう、コレはまさに

旅行!「よ〜っし、釣るぞー!」という気合いの入れ方で臨むと、今日のようにソッ

ポを向かれたときに精神的ショックが尾を引く結果となってしまい、翌日の仕事にも

影響を及ぼすことにつながりかねませんねっ。山陰という釣り場は時として爆発的な

恵をもたらしてくれる魅力的な場所でありますが、山陰に釣行するには何事にも動じ

ない人間の大きさを磨いておく必要がありますなー。せっかく来た山陰ですから、釣

りのことのみならず、素晴らしい景色とおおきく我々を包み込んでくれる雰囲気を胸

いっぱいに感じる余裕がなければあまりにももったいない。たびたび来れる場所では

ないだけに、こういう心構えは大切でしょう。ご家族がお二人の釣りじいさんは、

これまで百戦練磨を経験されてきたこともありまして、欲がない、心から今回の釣り

も楽しんでおられるようでした。余裕のない私は釣れないキスに愛想をつかし、



ちょっとワルサを。ココ江崎はいかにもアオリが釣れそうな雰囲気をしており、早速

エギング開始。瀬戸内で釣れる標準サイズより明らかに一回り大きな15cmクラス

が立て続けに3バイ。しかしなー、エギングだけで釣行するのはもったいない場所。

今日は全然×でしたが、やはりココはキスだな〜。今日の感触でいいますと、山陰落

ちギスの旅は紅葉最盛期のころが確実なようで、9月はまだまだ不安定。もちろん日

によっては9月でも爆発する場合はありますが、その日を特定するのは不可能。やは

りいい景色を見にちょこっと小旅行というスタンスが当面はいいようで。「そろそろ

路面が凍結してヤバクなるよ〜」という声が聞こえ始める直前が最高の落ちギス日和

となることでありましょう。それまでは瀬戸内でエギングの腕を磨くかな???



で、25日、近場にちょこっと行ってまいりました。先ずは23日に余った石ゴカイで

キス狙い、と思ったのですが、エサ箱を開けてビックリ。ほとんど死滅しており、プ〜ン

とかぐわしい香りが〜。万事休すと思ったものの、死んだゴカイで2匹キスをゲット。

が、どうも食いがよろしくない。やはり活きたエサじゃないとね〜。ということで、キス

仕掛けは置き竿にしておいて、エギング。朝一発目はナイスサイズ16cm。でも後が

続きません。何かいつもと違うような・・・・。海の中を見ると水がかなり濁ってます。

「雨の後は×なのかなぁ〜」→即撤収→能美方面へ。各波止は墨だらけ、当然先客が

がんばっております。ということで、干潮時でもあったため、普段人の入れないポイント

を叩いてみることに。長年投げ釣りで色々なポイントを釣り歩いてきた経験がこんなとき

に活きてくるのですなー。型は10〜12cm程度でありますが、ほぼ入れ掛かり状態。

また家族からブーイングがあるといけないのでほどほどのところで納竿。釣り場検索を

兼ねて今まで入りたかった未踏の釣り場を叩いてまわるという楽しみが増えたようです。

まだまだ投げでも入ったことのない干潮ポイントを見て歩きながらイカをゲット。コレ

かなり有意義かも。瀬戸内のキスもまだまだ渋いようですので、10月の中ごろまでちょ

っと遊んでみますかな??しばしキスは休憩いたしま〜っす。いや、今週は満月!

こりゃやはり出撃か〜?人を悩ます罪作りな月です、9月って。