8/21 音戸の瀬戸検索



一週間ぶりの釣行でございます。とにかく夏の一週間はながーい。何か久々の釣行

のような気がしますが、よーく考えてみると、忙しい夏でも週一のペースで釣りに

行ってるんだなぁ〜。まさに釣りキチsankon。体は疲れ果てているのに、

釣りとなれば別体力が湧き出てくるんだなー、いや、別体力というより、別気力か?

まっ、いずれにしましても、この忙しい時期、ポイント新規開拓などの苦労を伴う

行事は後回し。楽しまなければ、ねっ。ということで、前回についで「音戸の瀬戸で

爆発じゃー!」と思っての釣行だったのですが・・・・・自然は甘くない!条件とし

ましては前回よりいいはずなのですが、所詮机上の空論。刻々と変化する自然は

教科書どおりの公式なるものを示してくれることはありませんなー。だからこそ!

「先ずは経験ありき」なのですなー。毎回毎回を初回ととらえて臨むことは釣りに

かぎらず大切な姿勢でありましょう。


さて、今日の音戸の瀬戸、気難し屋さんです。いつもはゴーゴー流れるはずの潮が

トロ〜ンとしております。最初に入った坪井の波止は全くといっていいくらい×

ということで、今日は前回よりさらに音戸大橋に近づいてキスの居着く限界を

探ってみることに。すると、いましたいました。かなり音戸大橋に寄ってても

大丈夫なようです。フェリーや大型貨物船が通るため、かなり大規模な船道が

形成されており、その流芯付近は良型キスの溜まり場になっておりました。

早朝ピンギスばかり拾ってましたから、ひときわ大きく見えましたが、写真左向き

の17cm〜22cmはほとんどこの流芯でゲットしたものでございます。

ただし、ココは非常に釣り辛い。後ろは日が昇ると車がビュンビュン通りますし、

それに私、フェリーを甘く見ておりました。船底が海面よりもかなり下に隠れて

いるようで、「このくらいの距離なら大丈夫だろう」と思ってのんびり引き釣り

していると、2回もやられてしまいました。アタリのような感触が「グルグル」

っと手に伝わった直後、プッツーン。しかも漁船が目の前を通りますからココでの

釣りにはチョット、いや大いにコツが要りそうですなー。後ろの車が途切れたかと

思うと今度は目の前を船が・・・・とまー、こんな釣り場ですから、一般的には

オススメできないのですが、だからこそ釣り荒れてないような気がいたします。

型も20cm近辺が揃うようですから、「必殺フェリー返し」なる技を開発して

ぜひココをマイ・ポイントの一つに加えたいと、闘志が湧いてまいりましたよーっ。

ギザミもプリプリよく肥えておりましたので、今日はいつもより多めに持ち帰り。

まだ生きてましたので、即塩焼き&お刺身にして1人いただきました。コイツは絶品

でっせー。次回からギザミはブクブクに活かしながら持ち帰り、活け造りだなー。

正直申しまして、キスより美味っすよー。


本日の釣果:キス17〜22cm15匹、14〜16cm12匹、ギザミ10匹

ということになりましたー。