8/11 山陰のキスはビューティフォー!



いやー、このようなキレイな砂浜で思いっきりキス釣りを楽しめるということ自体、

神に感謝しなければいけませんなー。今日も去年同様ココ石見海浜公園はベタナギ。

波気が全くと言っていいほどありませんでした。もちろんこれで釣りにくいはずは

ございません。ちょっと写真が小さいのでわかりにくいのですが、釣り始めてしばらく

はご覧のとおり、15〜18cmの3連〜4連が続きます。が、去年と違うところが

一つ。アタリがあったのは早朝の2時間くらい。いつまでも釣れ続きません。暑さと

アタリが遠のいたのとで、同行のKさん(左)はギヴ・アップ→水分補給にテントへ

避難。もう少し納得の行く釣りにしたかった私は、残って近辺を探ってみますが、

6色投げてやっと先端のハリに1匹、という状態が続き、Kさんに続いて退散。



写真左をご覧下さい。瀬戸内より波気のない状態。かえってこういうベタなぎは

よくないようです。しかも釣り場は延々と3〜4キロ続く広大な砂浜。瀬戸内の

「車で移動をかけるキス釣り」に慣れてしまってる我々広島人は、このような状況に

なると手も足も出ません。移動が嫌いな人は遠投力を磨いて臨むと、このようなきび

しい状況でも、もっと違った展開になるはずです。今日の場合、キスの群れは日が高

くなってくると、6色〜7色あたりに移動したものと思われます。写真左の手前から

2番目の地磯より投げてた人は入れ食いになってました。さーて、本日は釣りではな

く食がメインであります。二人で一生懸命釣った13〜18cmのキス40匹、ご覧

ください(写真右)。食べるのがもったいないくらいキレイっしょ!去年はこの3倍

の釣果でしたから、潮汁、から揚げとたらふく食を堪能させていただきましたが、



貧果は貧果なりに誠心誠意調理させていただき、切り身と中骨とあばらの3種を

晩御飯の食材として準備。切り身の方は皮を引いてませんが、このまま冷やして

生姜醤油につけるなどして食すると最高に美味い!キレイな砂地につく山陰のキス

は実にみごとなパール・ピンクの魚体。その場で刺身が一番です。が、なにぶん

キャンプという状況下では不自由なことが多く、悩んだ挙句、



あばらと中骨は干して素揚げ、切り身は潮汁に変身。晩御飯にちょっとばかりの花を

添えさせていただきました。素揚げはビールのつまみに・・・と思ってたのですが、

子供のおやつ代わりにあっという間に消えてなくなりました。潮汁の方は毎年の定番

ではありますが、家内の味付けは絶妙でありまして、この料理だけは我が家のメニュー

の中でも、私が自信を持って「どこに出しても恥ずかしくない絶品」と紹介できる

一品でございます。もちろん皆さんよろこんでいただいてもらいました。今日のキス、

頭と内臓以外はすべて使いきり、少ない釣果でも心と手間さえかけて臨めば立派に

食卓を飾ってくれる、という本来当たり前であったことを今さらながら確認いたしました。



最後に、キャンプでのゴールデン・タイムのひと時を、ほんの少しだけ皆様にも。

キャンプでは定番中の定番ですなー、バーベキュー&カレー。BBQをいただくベスト・

ポジションはですねー、やはり、網のすぐソバ!ココはガッチリ我々オヤジどもが

キープし、みんなのを焼くふりしながらビールグビグビでつまみ食い。コレにかぎり

まっす。また、屋外で食べるカレーって「なんでこんなにオ・イ・シ・イ・ノ!?」



何てったって夕方の夕焼けを見ながらの夕食はキャンプ一番のハイライト!気分が

最もなごむひと時です。日頃夕方は仕事の真っ最中であるだけに、この夕焼けは

新鮮だー!夜の砂浜もすばらしい!思わず裸足になって歩き回ってしまうくらい

キモチいいー。灼熱の昼間とは正反対。ひんやりしてて一日の疲れを和らげてくれ

ます。山陰のきめの細かい砂地だからこそできること、ですね。山陰行ったときは

コレおすすめ。さー、今日は長々と極めてプライベートな日誌にお付き合いさせて

しまい、申しわけありませんでしたー。我々はすでにこの場所は10年以上の

ベテランであります。「石見海浜公園で私もひとつキャンプでも・・・」とお考え

の際はぜひご相談を。お力になれると思いますよ。それでは今日はこの辺にて。