7/22 天国と地獄


 


今日は釣りじいさんこと、私の師匠にあたるお人との大島釣行でございます。いつもの

夜釣りポイント、行って参りました。2時現地着。釣り座へ行くのに道路わきの階段を。

今日はこの階段が運命の分かれ道でありましたー。師匠は降りて左に、私は右に。で、

結果は写真の通り。左が師匠のもの。最長寸は24cm。右が私のもの。ちょっと写す

距離が不公平でしたー。写真では大きく見えますが、私の最長寸は16cm。見る方、

かなーり割り引いてご覧下さいねっ。つまり、階段の右は16cmを除けばすべて15

cm以下のピンギス。いや、大部分が10cmにも満たない生まれて日が浅いキスちゃん

たち。左はピンギス2〜3匹、あとは超20cm。いやー、もっと公平に群れてて欲しい

ものですなー。全体的に大島はすでに前半戦終了の感ありで、キスのアタリ自体少なかっ

たのですが、こんなにくっきりと区分けしなくてもいいのに〜。第1投からピンギスの

2連3連が続き、気が付けば空も白々と。あー、焦る〜。ココは日が昇ると・・・・

まるでシンデレラにでもなった気分。わかってるだけに焦りまくり。ラスト・スパート

かけるもやはりピンのオンパレード。「こりゃダメじゃー」、と左で釣っておられる師匠

の様子をうかがうと、ポツポツと20cm前後を上げておられます。で、あっという間に

夜が完全にあけてしまいタイム・アップ。ななな、なーんと朝の5時50分終了。こんな

のあり〜?尾立ならいまからじゃ〜ん。It's no use crying over spilt milk. 皆さん、

高校の頃習いましたよね!このことわざ。ほーんと、嘆いても仕方ありませーん。プライ

ド捨てて、師匠のそばで釣らせていただくべきどぇしたー・・・・。このお方、釣るお姿

拝見しておりますと、動きに無駄がない、欲がない、釣りに来たこと自体を楽しんでおら

れる。私など、目がギラギラしてますなー。「獲ってやろう」という気持ちが強すぎて、

体に力入りすぎ。原点に立ち戻って「釣り」という行為を改めて考えさせられましたー。

「釣りができる」ということ自体をもっと心から楽しまなければー。釣りじいさん、

おそらくこの人は、今日私と立場が逆であったとしても、「あー、楽しかったねー」と心

から言える人でしょうなー。今日半日、楽しいひと時を過ごさせていただき、ありがとう

ございましたっ。道中の「ザブトンガレイ37枚、かついで帰った師匠の師匠にあたる人

の話し」、コレ一度でいいからやってみたいっすねー。「山陰の山越え尺ギス釣り」も

一度やってみたいっすねー。いやいや、道中ホント楽しうございました。

今度は秋の落ちギス、ぜひまた行きましょう!