7/17 ファミリー釣り場で数釣りじゃー



昨日我が家にお中元のビールが届きました。これを見てしばし考えた。足の捻挫もまだ

本調子といえるくらいまで回復していないし、今日は遠征中止→近場で数釣り!コレに

決まりっ!ということで、ココを訪問してくださる方々、特にファミリーでキス釣りを、

とお考えの方々へ日頃からの感謝の意味を兼ねて、ビールに合うおつまみ確保の小旅行、

とあいなりました。今日行きましたのは、音戸の「坪井の波土」でございます。音戸の

瀬戸は、サイズに文句さえつけなければ、早朝〜10時くらいまでのんびり釣っても軽

く30〜40匹のキスが釣れる「中小型のキス場」であります。年中このサイズですから

すべてのキス釣り党にオススメできる釣り場ではありませんが、型が小さくなるお盆〜

9月一杯の時期には私もよく足を運ぶ釣り場であり、10月からの落ちギスに向けての

いい練習場であります。ハリ数は6〜8本くらいで練習してもほとんど根がかりしませ

んし、朝8時くらいまでなら6連〜8連と鈴なりに釣れてくれますから、「どうもキス

釣れないなー」というお悩み解消の特効薬にもなりえます。さて、音戸の瀬戸のキス場、

いたるところにポイントはありますが、やはり一番のオススメはココ坪井の波止であり

ます。詳細を・・・・まず、釣り座はサヨリ釣りの人がズラリと並ぶ「波止の中でも道路

対して垂直な面」がベスト(と言いますか、ココしかキス釣れません。)その中央付近が

最も実績の高い釣り座です。投点は道路に平行に約50m(80mくらい投げて20m沖

までを探れると一番効率的です)。1色以内は根がかりしますので巻き上げてください。

ハッキリした潮目ができますから、そこを狙い撃ちすれば6連〜8連も可能。中潮か

大潮の満ち・引きどちらも有望。とまー、こんな感じですかね。エサは石ゴカイ500円

もあれば十分。エサが足りなくなったらすぐ側に「○○ぼの釣具」がありますからねっ。

その他、潮が川のように流れますが、警固屋側もキスポイントです。こちらはややベテラ

ン向け。しかも駐車場なし、とやや不便。ですが、キスの活性はコチラの方が高いようで、

地元のじいさんたちは、のんびり3本の置き竿で、1人100匹近く釣っておられます。


さてさて、本日の釣果:12〜17cm36匹。写真下向きに写ってるのが15cm以上。

ということで、本日のキスはすべてビールのおつまみ「キスの素揚げ」に



写真はこの5月に釣れた15cm級の素揚げですが、背開き(腹が破れてるのは腹開き)後

キレイに汚れを洗い落とし、好みの濃さの塩水に30分くらい漬け込む(濃度は若干薄めが

よい)。水分をキッチン・ペーパーでよく拭き取り、冷蔵庫の中で乾燥させます。あとは

そのまま油で揚げるだけ。水分の飛び具合が悪いと身がくっ付き合いますが、取り上げた

あとしばらく冷ませば、ポロポロと外れてくれます。色はよく「キツネ色」と言われます

が、写真のようにやや薄めの色がついた時点ですばやく取り上げてください。この方が

断然美味い!もちろん、骨はついたままでOKっすよー。上の写真でだいたい15〜20分、

最初強火→すぐに弱火、でジックリ揚げたものです。いやー、ホントビールがすすむ〜♪


ちなみに、この写真はキスの骨を冷蔵庫の中でジックリ3日間寝かせて水分を飛ばした

もの。(もちろん、塩をしてあります。)この状態なら、軽く1〜2分揚げるだけで

抜群に美味い骨せんべいが出来上がります。二度揚げの必要なし!



出来上がりの色はこんな感じです。とにかくキツネ色の1歩手前で取り上げるのがコツ。

揚げ過ぎると焦げ臭くなって食えません。色々試してみましたが、骨せんべいはキスと

アナゴが最も美味!面倒ですが、手間をかけた分だけちゃんと恩返ししてくれますよ。



ついでに、去年からHP見てくださってる方々にはもうおなじみ、キスの背開きですが、

今日のは天ぷら用ではございません。じつはコレ一昨日のキスを背開き→塩水漬け→

その後軽く日本酒漬け、にしたもので、それを一晩冷蔵庫で寝かせました。このまま

軽くアブって食べるとコレまたビールのおつまみにサイコーなんですなー♪さー、以上が

本日我が家の食卓に上る「キスづくし」メニューであります。コレ、ほとんどおつまみ?

まっ、いーってこと。大目にみてくださーいい。