4/8 瀬戸内限定春ギスの攻め方
今日の釣果でございます。最大寸20cmってとこかなー。26匹いました。
今朝の倉橋島、生体反応なし。6時から7時すぎまでやってみたのですが、まったく×。
こんな時みなさんどうします?1時間ちょっとやってまったくアタリなしですからねー。
セオリーとしましては、「春ギスは陽が昇ってポカポカし始めた頃食い出す。」わけで
すから、じっくり置き竿で待つべきだったかもしれません。しかし、今日は何となく
倉橋ダメな気がしました。通常どんなに冷え込んでも、実績のあるポイントでは、キス
の習性としまして、一発目はたいてい食ってきます。時期にもよりますが、3投くらい
やってみてまったくアタリがなかったら、おそらくそこは×と考えていいでしょう。
倉橋では、私の少ない経験から、春ギスの場合「尾立が×なら島全体を見切る」ことに
しております。(盛期はほかのポイントでもOKということはよくあります。)
さて、倉橋島にふられてしまった私の行き場所は?とりあえずココしかありません。
毎回同じで芸がありませんが、今一番安定しているポイント、それは江田島湾。
なんでだろう?ココだけ異様にキスの反応がいいんですよねー。ただし、「いい」と
申しましても、何せ「春ギス」のことでありますから、渋いですよー。今日同行させて
いただきましたおなじみ偽者漁師さんなんて、5本バリに1匹ですからねー。
にもかかわらず、この人はほんと根っからの釣り好きですなー。何と申しましょうか、
「釣れる魚を心から喜んで」おりますなー、この人は。一緒に釣って気分いいですねっ。
私はもともと単独行動が多い釣り人ですから、好きな釣り場ではとことんネチネチ
とやる方なのですが、同行者がいると、「こんな釣れない場所で・・・・」なーんて
思われてないだろうか?「もっと釣れる場所に連れてってくれ!」などと思われてない
だろうか?「sankonさんって本当にキス専門?」なんて疑われてないだろうか?
などなど、人を自分の釣り場に招待したからには、色々と「気」を使ってしまうのですが、
この人はほっといても自分であれこれ工夫するし、自分で納得の行くまで自分の
世界にこもってくれますので、コチラが気をまわす必要が一切ないお方ですなー。
今日も積極的に、「港の内側はどうでしょう?」などと質問しながら、本人はとっとと
竿持って港内検索の旅に・・・・いいですなー、こういう人。自分で勝手に行動して
くれる人。私を私自身の世界にある程度留めておいてくださる人。やはり何事もその
人なりの世界は大切ですよねっ。「凄腕であるにもかかわらず庶民的で、決して偉そうに
しない。」「釣れていなくても焦った顔一つみせない。」「魚を釣るという行為そのもの
を心から楽しむ。」コレほんと私も見習わなくてはいけませんなー。「根っからの釣り
少年」を見た思いです。いやいや、コレでちゃんとしたタックルそろえれば、瀬戸内の
キスは根こそぎ持っていかれますぞー(笑)。いずれにしましても、春の陽気を感じ
ながら、楽しいひと時を過ごさせていただきました。さて、今日の論点は?そうそう、
「瀬戸内限定春ギスの攻め方」でしたねー。結論を申しますと、
「尾立が×なら江田島湾津久茂へ」ですかねっ。その島を代表するキスポイント
がだめなら、おそらくその他もにたようなもの、たとえ春と言えども「キスは足で釣れ!」
ですからね。島全体を捨てて、別の島へ渡る行動力も必要ということです。春なら、
10時くらいから釣りはじめても、粘って昼の1時か2時くらいまでやれば、
30匹くらいはいけるでしょう。今のところ、江田島湾は「春にしては絶好調!」 最初
から陣取るもよし、移動先の候補にするのもよし、どのようにしましても、現時点では
期待を裏切らないポイントですね。ただし、「ポイントの中のさらにキーになるポイント」
までは明かすのは控えさせていただきます。ご自分でそれを発掘してこそ楽しい
というもの。もし津久茂に行かれて、30匹釣れない場合は、キーになるポイント
とそのポイントに合った釣り方が外れている、とご理解ください。私はこの春津久茂を
隅から隅まで検索いたしました。釣行回数も日誌に書いてないものを含めれば半端な
数ではありません。したがって自信をもってオススメいたします。「現時点では津久茂
が最も春ギスをエンジョイできるポイント」です。この土・日はおそらく水温も安定し、
絶好のキス日よりになるでありましょう。キス天希望の方はぜひ一度足を運ばれて、
爆釣パターンを研究してみてください。嵌れば50匹はいける模様。倉橋島はまだ???