4/3 キスシーズンの到来



いよいよ始まりましたねー、キス、シーズン・インです。予告通り、江田島湾津久茂

に行ってきましたー。春ギスといえば「置き竿でじっくり狙え」というのが定説

のようになっておりますが、そんなこと面倒でやってられません。やはりキスは

「竿1本で引き釣り」だよなー。だって、コレこそキス釣りの醍醐味だもの。

ただし、今日は寒かったでーす。とても引き釣りするような陽気ではありません。

「花冷え」ってやつですよねっ。風は真正面からビュンビュンとやってくれるし、

海は白波立ってるし、とてもキス釣る雰囲気ではありませんでしたが、私はあくま

で「引き釣り」じゃー!まっ、最近キス狙う人は季節を問わず竿1本ってーのが

当たり前ですよね。いい傾向でございます。基本的には魚釣りは「竿1本」じゃー

ないとね。竿を3本も4本も並べるのはカレイ釣りくらいでっせ。ほんとバブリーな

釣りですよねー、カレイ釣り。それに比べるとキス釣りは実にシンプルでしょ。だか

らこそ好きなのですなー、私。さて、今日の津久茂のキス、ちょっと気難し屋さんで

した。苦労しましたー。アリが歩くよりも若干遅い速度で引かないと食ってきません。

もちろんコレは冷え込みのよる水温低下が原因。めばるingでも言われている通り、

「何度じゃないといけない」という問題ではなく、1度でも水温が急に下がれば、

エサを追いません。極端な話、20℃→19℃でも食いは落ちてしまいます。

そんなときは、やはりさびく速度をグッと落としてエサを追いやすくしてやること

が必須事項ですな。先ほどの話しと矛盾するようですが、ほとんど「置き竿気味」

の釣りということになるでしょう。これからキス釣りに行こうとする方はココの所を

しっかり理解されて臨んでみてくださいねっ。実績のある場所なら必ずキスはいます。

「キスのアタリがない=キスがいない」ということでは決してありません。

肌で感じる外気温は4月も12月もかわりませんが、水温は4月の方が低いだろうと

思われます。実際に測ったわけではありませんが、魚の冷えようを手で感じてみれば

よーくわかります。したがって、私の感じる限り、3〜4月頭にかけての「春ギス釣り」

は、キス釣りの中でも最も難易度が高い、と言えます。「引く速度」に十分すぎる配慮

を。あと1〜2週間の辛抱です。4月の中ごろからは普通に誰でも釣れるようになる

見込みでありますから。どうしても今、と言われる方は、やはり江田島湾か鹿島方面

および尾立〜袋の内あたりが場所としましてはいいかと。さて、渋チンのキスちゃん

たちではありましたが、昼過ぎまで神経使いながら粘って33匹をゲットさせていただ

きました。ただしサイズは15〜17cmがメインで、20cm2匹、というまるで

真夏サイズでございます。この時期は結構いい型そろうんだがなー・・・・

まっ、まとめてキス天だからサイズはいいもんねー(負け惜しみ)♪